【3人目の壁】子ども部屋問題|部屋が足りない!共働き家庭の現実と5つの解決策

3人目の壁

こんにちは、かんぴんたんです。今回は「3人目の壁」シリーズの中でも、現実的に悩む家庭が多い子ども部屋問題についてまとめます。

わが家はすでに戸建てを購入済み(35年ローン)。2階には子ども部屋が2つだけで、3人目が生まれた場合は明らかに部屋が足りません。

家を手放すのは最終手段。できれば今の家を活かして、どうにか部屋を増やしたい。そんな思いで検討した結果、5つの解決案が見えてきました。

  • 和室を子ども部屋にする
  • 夫婦の寝室を2部屋に分割する
  • 増築する
  • 長男が大学進学と同時に一人暮らしをする
  • 最終手段として引っ越す

1. 和室を子ども部屋にする

1階のダイニング横にある6畳の和室を、子ども部屋にする案です。リビングの一角として使っている場所を、しっかり仕切って個室化する方法を考えました。

リフォーム費用の目安

可動式ドア3枚で仕切られている現状のままでも使えますが、完全な個室にするには壁を新設する必要があります。一般的に、間仕切りリフォームの相場は13〜40万円前後が目安です(LIFULL HOME’S参考リフォームガイド参照)。
※費用は地域・構造・仕様・電気工事の有無で変動します。

この金額であれば、リフォームを検討する価値は十分にありそうです。

誰の部屋にするか?

ここが一番悩ましいところ。子どもたちは当然2階を希望しますが、夫は「1階は嫌だ」とのこと…。本人たちの意見や生活動線を考慮して決める必要がありそうです。

2. 夫婦の寝室を2部屋に分割する

2階の寝室を壁で分けて、2つの個室にする案です。スペースを分割して使うため、リフォーム内容によってはコストを抑えられます。

ただし、エアコンや照明、コンセントの増設が必要な場合もあり、費用の目安は30~50万円前後です(リフォームガイド参照)。
※工事項目や間取り、既存配線の状況により前後します。

広さや採光のバランスを見ながら、どの配置にするかを慎重に検討したいところです。

3. 増築する

最も大胆な案ですが、現実的には難易度が高いです。両隣と背面に家が建っているため、増築できるのはリビング南側の庭部分3階部分のみです。

南側に増築すると、リビングの日当たりが悪くなるためNG。一方、3階を増設する場合は構造補強が必要で、1坪あたり50~120万円程度が目安です(LIXILコラム参照RehomeLearn参照)。

費用面・断熱性・構造の観点から見ても、現実的な選択ではなさそうです。

増築イメージ

4. 長男が一人暮らしをするタイミングで空く

長男が大学進学で家を出るタイミングに合わせて、3人目の子どもに部屋を用意する案です。前提として、長男が18歳で独立すると仮定して試算しています。ただし、この方法では3人目が自分の部屋を使えるようになるまで、かなりの年数がかかります。

部屋が必要になる年齢

一人部屋を欲しがる時期は、子どもの性格や家庭環境によってさまざまです。SNSなどを見ても、8〜12歳頃に「そろそろ自分の部屋が欲しい」と感じる子が多いようです。

次男が「もう10歳だから一人で寝る」と言うので、子ども部屋のおもちゃを断捨離し、新しいベッドを買いました。

ーXより

息子は一人は怖いらしい。
8歳ならまだ一人の空間っていらない歳かな。

ーXより

一般的には小学校高学年から中学生くらいで一人部屋を欲しがる子が多いです。

ーChatGPTより

わたし自身は小学校低学年で「自分の空間が欲しい」と思うタイプでしたが、兄が部屋を使い始めたのは中学生になってから。子の性格や家庭の状況によって差があることを改めて感じます。

この前提を踏まえて、長男が18歳で家を出ると仮定した場合、3人目が一人部屋を使える年齢を以下の表にまとめました。

長男との歳の差3人目の「部屋GET」年齢(想定)
3歳差15歳
4歳差14歳
5歳差13歳
6歳差12歳
7歳差11歳
8歳差10歳
9歳差9歳
10歳差8歳

読み解き:子どもが「一人部屋を欲しがる」8〜12歳頃に合わせて部屋を確保するには、長男との年齢差が6歳以上あるとタイミングが合いやすい結果になりました。
一方、3〜5歳差では13〜15歳頃になってしまい、思春期のスタートにギリギリ間に合うかどうかという印象です。

わが家の場合はタイムリミットから考えても8歳以内の年の差なので、この案だけでは難しいと感じています。早めに個室を用意するなら、和室を子ども部屋に転用するか、寝室を分割するなどの方法を考えるのが現実的です。

※あくまでわが家のケースをもとにした簡易シミュレーションです。

年齢差シミュレーション

5. 最終手段:引っ越す

今の家をとても気に入っているため、これは本当に最終手段です。学区変更や通勤、ローン、引っ越し費用など課題が多く、エネルギーとお金がかかる選択になります。

引っ越しのイメージ

結論:現実的な2案に絞る

検討の結果、わが家では次の2案が有力です。

  • 和室を子ども部屋にする
  • 夫婦の寝室を2部屋に分割する

どちらの案も、費用や生活動線を考慮すると比較的現実的。リフォームで「3人目の壁」を乗り越えられる可能性が見えてきました。

家を購入した当時は「3人目なんて考えていなかった」のですが、家族構成やライフプランは時間とともに変わるものですね。これから家を建てる方には、将来を見据えて部屋数に余裕を持たせることを強くおすすめします。

以上、わが家の子ども部屋問題でした。それでは、シーユーバイバイ!

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