前回記事にて、大学まで行かせた場合、子ども一人につき平均750万円の学費がかかることがわかりました。
恐ろしいことにこの750万円の中には、習い事関係の費用は含まれておりません!
今回は、習い事が、平均的にはいくらくらいかかるのか、またわが家ではいくらかかる予定なのか考えていきたいと思います。
世の中の人はどれくらい習い事をさせている?
今回も文部科学省のデータを基にまとめていきます。

年間いくら払っている?
幼稚園
(単位:万円) | 公立 | 私立 | 差 |
年少(3歳) | 5.6 | 9.7 | 4.1 |
年中(4歳) | 9.8 | 16.7 | 6.9 |
年長(5歳) | 12.3 | 19.9 | 7.6 |
合計 | 27.7 | 46.3 | 18.6 |
※平均については、百の位を四捨五入しています。
幼稚園でも、私立に通うご家庭の方が習い事に約1.7倍ほどお金をかけているようです。
小学校
(単位:万円) | 公立 | 私立 | 差 |
小学校1年 | 19.9 | 66.6 | 46.7 |
小学校2年 | 17.4 | 63.1 | 45.7 |
小学校3年 | 20.3 | 63.9 | 43.6 |
小学校4年 | 20.9 | 69.8 | 48.9 |
小学校5年 | 24.3 | 81.2 | 56.9 |
小学校6年 | 26.5 | 88.1 | 61.6 |
合計 | 129.3 | 432.7 | 303.4 |
※平均については、百の位を四捨五入しています。
小学校に入ると習い事の種類も増えるからか、公立の低学年であっても月1万円以上お金をかけているご家庭が多いようです。
しかし、私立小学校に通う子たちのお金のかけられようはすごい…。月5万以上の習い事はざらのようです。

中学校
(単位:万円) | 公立 | 私立 | 差 |
中学校1年 | 27.9 | 37.2 | 9.3 |
中学校2年 | 34.1 | 36.2 | 2.1 |
中学校3年 | 44.6 | 53.9 | 9.3 |
合計 | 106.6 | 127.3 | 20.7 |
※平均については、百の位を四捨五入しています。
中学校に入ると、あまり差が出てきませんね。私立中学校なら、学校の勉強も質が高そうですし、塾ばかりに頼る必要もなさそうですね。多分。
高校
(単位:万円) | 公立 | 私立 | 差 |
高校1年 | 19.5 | 23.1 | 3.6 |
高校2年 | 22.7 | 28.5 | 5.8 |
高校3年 | 31.1 | 27.7 | △3.4 |
合計 | 73.3 | 79.3 | 6.0 |
※平均については、百の位を四捨五入しています。
高校3年生になると公立の方がお金をかけているようです。
高校になると、両者の差はほぼありません。
(出典:令和5年度子供の学習費調査の結果について 3 学校外活動費の支出状況)

すべて、公立だったご家庭でも、平均約337万円のお金をかけているようです。
どんな習い事をしている?
どの年代においても一番習い事の割合として大きいのは「補助学習」です。
「補助学習」とは、学校の宿題などとは別に、予習・復習・補習などの学校教育に関係する学習をすることです。
家で行うドリルや進研ゼミ、こどもちゃれんじ、家庭教師や塾などもこちらに含まれます。

あとは、スポーツ関係の習い事、そろばんや習字、英会話などの教養に関する習い事が次いで多いです。
ただ、私立中学・私立高校では「国際交流体験活動費」が他よりも多く割合を占めているところが、特異な点でした。
「国際交流体験活動費」とは、留学・ホームステイなど海外での学習・交流活動のために要した費用、自宅外で参加する国際交流イベントの参加に要した経費をさします。
やっぱり、ちょっと違うな〜…。感心。

わが家が必ずさせたい3つの習い事
その3つとは、
- 水泳
- そろばん
- 塾
です!
水泳
水泳は学校で教えてもらっても、泳げるようになる子は少ないですよね。そして、安全のために泳げるようにはなっていてほしい。
水泳の授業が始まる前に習い始めて欲しいので、年長から始めることにします。
ただ、早く泳げるように、とまでは求めていなく、バタフライまでできるようになればいいか、と思っているので、小学5年生までかな、と考えています。

そろばん
そろばんは、計算が速くなってほしいからです。計算が早いと、算数が得意になって、数学も嫌にならないでいてくれるかな〜、という期待があるからです。
夫は数学が嫌いで文系に逃げたらしいです。子どもに同じ轍は踏まさないようにしたいです。
こちらも、数学が始まる前から習ってほしいので年長からとします。
終わりの時期は悩ましいですが、水泳と同じく小学校5年生までかな、と思っています。

塾
塾は、やっぱり必要ですよね。本当なら家で教えれたらいいんですが、そこまで賢くないし、時間もない。
小学校の勉強は授業をちゃんと聞いていればできますが、中学校からはそれだけだとついていけない場合があるので、置いていかれないように小学6年生から通わせる予定です。
これは私の父の考え方なのですが、「勉強ができれば舐められることもないから、学校に行き渋ることはないだろう。」とのことです。たしかに勉強ができて、学校に来ない子ってなかなかいないですよね。
終わりはとりあえず中学3年生まで、高校に入ってからは、必要だと感じた場合は塾に通ってもらいます。

わが家の場合いくら必要!?
水泳
期間: 年長〜小学5年生の6年間
頻度: 週1
場所: 近所のKONAMI
KONAMIのホームページに載っていました。週1で月額8,910円でした。
8,910円×12ヶ月×6年=641,520円
ほー、なかなか…。

そろばん
期間: 年長〜小学5年生の6年間
頻度: 週1〜2
場所: 近所の某そろばん教室
これはチラシがポストに入っていて、1番安いコースは週2で月額7,700円でした。
7,700円×12ヶ月×6年間=554,400円
な、なるほど、なるほど。

塾
期間: 小学6年生〜中学3年生(高校3年生)の7年間
頻度: 週2
場所: 近所の某塾
塾は駅前に色々あり過ぎて、どこがいいのか分からないので、1番家から近い個人塾を想定して計算します。
【小学6年生】
英語、数学、国語の3科目、80分×8回で月額14,000円。
14,000円×12ヶ月×1年=168,000円
【中学1〜2年生】
英語、数学、国語、理科、社会の5科目、110分x8回+定期試験対策+自習支援で月額24,000円。
24,000円×12ヶ月×2年=576,000円
【中学3年生】
英語、数学、国語、理科、社会の5科目、110分x4回+150分x4回+受験対策+自習支援で29,000円。
29,000円×12か月×1年=348,000円

そのほか、
運営管理費として、毎月1,000円がかかったり、問題集費用がかかるようです。夏期講習とか冬期講習はなさそうです。
とりあえず運営管理費は,
1,000円×12か月×7年=84,000円
以上で合計1,176,000円!問題集なども含めると、約120万円!
合計は!?
水泳65万円+そろばん56万円+塾120万円 = 約241万円也。
これにさらに高校で塾に通う場合、私立高校の平均的な習い事費用合計79.3万円を足してみると、
ざっと、320万円!!!
公立で進んだご家庭の平均とほぼ同じくらいとなりました。
まとめ
わが家の習い事の計画だと、一人当たり320万円必要なことがわかりました。
これを前回の学費と足し合わせると、一人当たり1,070万円必要です。
長男次男で、2,140万円、3人目となると3,210万円か…。頑張って働かないとTOT

で、まだあるんですよね~、一人暮らしをする場合の費用と養育費!!養育費は一人当たり2,000万円とか聞きますよね。
となると、一人当たり3,000万円。こわすぎ、わろた。
次回予告
「お金」問題については、まだまだ続きますが、4月に入り大阪・関西万博が近づいてきましたので、次回は万博についての記事で一休みしたいと思います。
「お金」のことばかり考えていると、しんどくなっちゃいますからね。
それでは、シーユーバイバイ!
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