もうね、支出ばっかり考えてると3人目絶対無理やん、ってなっちゃいます。
今回はもらえるお金を考えていきたいと思います
子育て給付・減免一覧(予定のものも含む)
- 児童手当
- 幼児教育・保育の無償化
- 高校授業料無償化
- 給食費無償化
- 大学無償化(3人以上育てる場合)
- 子ども医療費助成制度(自治体による)
- 扶養手当(企業による)
出産一時金などの出産時の給付金は、今回含みません。また、育児休業給付金については給料のようなものと考えているので、今回は考えません。
わが家のような共働き世帯で、所得制限がなく、関係のある制度は上のような制度になるかと思います。
一つ一つどれくらいもらえるのか、どれくらい費用が削減されるのか見ていきたいと思います。
児童手当
児童(0~18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子)を養育している場合に支給されます。
児童一人当たりの支給金額は以下の通り。生まれ月によって、総額の差がでてきますが、今回はすべて4月2日生まれとして考えております。
年齢 | 月額 | 第3子以降の月額 |
3歳未満 | 15,000円 | 30,000円 |
3歳~18歳(高校生まで) | 10,000円 | 30,000円 |
総額 | 244.5万円 | ※ 645万円 |
「第3子以降」のカウント方法が特殊で、注意する必要があります。
一番上の子が「22歳に達する以後の最初の3月31日までの間にあって親等に経済的負担のある場合」は、「児童の兄姉等」に含まれますが、それ以外の場合は「児童の兄姉等」に含まれず、3人目の子なのに「第2子」とカウントされることになります。


なので、3人兄弟の場合、第1子と第3子の歳の差により、支給総額が変わってくるということになります。
第1子と第3子の歳の差 | 第3子支給総額 |
3歳差 | 645万円 |
4歳差 | 645万円 |
5歳差 | 621万円 |
6歳差 | 597万円 |
7歳差 | 573万円 |
8歳差 | 549万円 |
: | : |
+1歳ごとに | −24万円 |
という具合になります。つまり歳の差はあまり離れない方が得というわけですね。
こういうカウント方法とかやめて欲しいですよね。こうでもしないと不正されるのだろうか。養子縁組とか?うーん…。
歳の差によって変わりますが、3人目となるとかなりの額がもらえるようです。しかーし、感想としては、1人目2人目もそれくらいくれ〜。涙 そして3人目はもっとくれ〜。涙
幼児教育・保育の無償化

幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳までの全ての子どもの利用料が無料となります。
地域によっては、第2子以降は0~2歳についても無償化の対象となっていたり、東京都では第1子についても、今年2025年9月ごろから無償化が開始される予定となっています。さすが百合子さん!!

この無償化によって、いくらくらい負担が軽減されるのでしょうか?
わが家の場合、長男が2歳児クラスで支払っていた保育料は月額39,000円でした。そして、わが市制は第2子以降が0~2歳についても無償化の対象となります!
つまり、長男の3~5歳については、3.9万円×12か月×3年間=140.4万円が0円に!!
次男の場合は、3.9万円×12か月×5年間=234万円が0円に!!!
無償化によって、長男次男で約374万円が0円になります!ありがとうございます!
高校授業料無償化
これは以前の記事でもお話ししましたが、今年度2025年4月から、所得制限なく公立・私立どちらでも一律年間11万8,800円が支給されます。
また、来年2026年4月からは私立高校については、全国平均の授業料である45万7,000円に支給額が引き上げられます。
つまり、公立高校の場合、11.88万円×3年間=35.64万円
私立高校の場合、45.7万円×3年間=137.1万円 が支給されるということになります。
公立高校 | 私立高校 | 差額 | |
1年間 | 11.88万円 | 45.7万円 | 33.82万円 |
3年間 | 35.64万円 | 137.1万円 | 101.46万円 |
こうなると、公立でも私立でもどっちでもいいよ~となりますね。

給食費無償化
まだ検討段階ですが、小学校、中学校の給食費が無償化されるという制度です。わが子が大きくなったころには実現されているのではないかと思っています。願っています。
文部科学省様はもうすでに動いています。資料使わせていただきます。
どれくらい負担が軽減されるのでしょうか?
小学校 | 中学校 | |
月額 | 4,688円 | 5,367円 |
年額 | 56,256円 | 64,404円 |
総額 | 337,536円 | 193,212円 |
(参考:「こども未来戦略方針」を踏まえた学校給食に関する実態調査の結果について 第1表
学校給食費平均月額(公立小・中学校・夜間定時制高等学校))
子ども一人当たり、小学校6年間で約34万円、中学校3年間で約19万円が0円になります。

大学無償化(3人以上育てる場合)
扶養する子どもが3人以上、かつ大学等に通っている場合、大学等の授業料・入学金を国が定めた一定額まで減額・免除されます。
一定額とは、年間授業料70万円+入学金26万円です。
今回調べて初めて知ったのですが、第1子が大学卒業後、就職せず大学院に行った場合は、その子は扶養する子どもに入り、かつ大学等に通っていることになるため、第2子以降について無償化の対象となるとのことです。

ただ注意点が、入学後「学習意欲と成果」を毎年確認されるとのことで、ちゃんと子どもが大学で勉強しているか見張っておく必要があります!
わが家の場合は、3人目が生まれた場合、長男と次男の歳の差が3歳なので以下のようになります。
長男 | 次男 | |
大学1年生 | 〇 | 〇 |
大学2年生 | 〇 | △ |
大学3年生 | 〇 | △ |
大学4年生 | 〇 | × |
〇…支援対象、×…支援対象外、△…長男が大学院に行く場合は支援対象
この制度でも、兄弟の歳の差は小さいほうが有利になります。
長男に関しては、4年間すべて対象となり、次男については1年目は対象となるため入学金の減免があり大変助かります。
子ども医療費助成制度(自治体による)
0~18歳までを対象に、病気やけがなどで医療機関で受診した際に支払った保険診療の自己負担金を助成してもらえます。
これは自治体によるのですが、わが市では採用されており、子どもの医療費があまりかからないので助かります。ありがとう、市長!!

扶養手当(企業による)
企業によっては、扶養手当がもらえます。
夫の務める会社では子一人につき月額11,000円がもらえます。また、16~22歳になると、5,000円が加算されるとのことです。
この手当てについても生まれ月によって差が生じるのですが、4月2日生まれとすると、
【0歳1か月~15歳11か月まで】11,000円×(12か月×15年間-1か月)=196.9万円
【16歳0か月~22歳11か月まで】16,000円×(12か月×7年間)=134.4万円
196.9万円 + 134.4万円 =331.3万円
子一人につき約330万円いただけるということになります!ありがとう、夫の会社!!

合計いくらもらえることになる?
実際にわが家でもらえる額を確認してみたいと思います。長男、次男の生まれ月もあてはめます。
3人目をあきらめた場合
給付されるお金
(単位:万円) | 第1子 | 第2子 | 合計 |
児童手当 | 236.5 | 241.5 | 478 |
扶養手当 | 318.5 | 326.5 | 645 |
合計 | 555 | 568 | 1,123 |
二人で合計1,123万円。いいにいさん^^仲良し兄弟。
減免されるお金
保育園~大学まですべて国公立として考えます。(小数点以下は四捨五入)
(単位:万円) | 第1子 | 第2子 | 合計 |
幼児教育・保育の無償化 | 140 | 234 | 374 |
高校授業料無償化 | 36 | 36 | 72 |
給食費無償化 | 53 | 53 | 106 |
合計 | 229 | 323 | 552 |
医療費助成制度については、いくらになるか不明なので省略しています。
二人で552万円の減免が受けられる計算となります。

3人目も育てる場合
どれくらい歳の差があるかによって変わってきますが、今回は長男と3人目の歳の差を7歳差、次男との歳の差を4歳差とし、4月2日に生まれたものとして考えていきます。
給付されるお金
(単位:万円) | 第1子 | 第2子 | 第3子 | 合計 |
児童手当 | 236.5 | 241.5 | 573 | 1,051 |
扶養手当 | 318.5 | 326.5 | 331.3 | 976.3 |
合計 | 555 | 568 | 904.3 | 2027.3 |
第2子までの場合より、約904万円多くなります。
減免されるお金
保育園~大学まですべて国公立として考えます。(小数点以下は四捨五入)また、長男は院に行かないものとして考えます。
(単位:万円) | 第1子 | 第2子 | 第3子 | 合計 |
幼児教育・保育の無償化 | 140 | 234 | 234 | 608 |
高校授業料無償化 | 36 | 36 | 36 | 108 |
給食費無償化 | 53 | 53 | 53 | 159 |
大学無償化 | 243 | 82 | - | 325 |
合計 | 472 | 405 | 323 | 1,200 |
※国立大学の無償化となる金額については、国立大学の授業料、入学金の標準額を使用しています。
第2子までの場合より、約648万円多くなります。
つまり、3人目が生まれた場合に給付・減免されるお金は
904万円 + 648万円 = 1,552万円 増えるということになります。
まとめ
単純に子供一人当たり3,000万円必要だとすると、2人のために用意しているお金+約1,500万円を用意しなければならない、ということになります。
投資信託などを駆使すれば、いけなくはなさそう…かな?笑 楽観的過ぎ??
みなさんのご感想はいかがでしょうか?1,500万円いけそうですか?

まあ、ざっと計算しただけなんで、生活費などもこれから考えていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
それでは、シーユーバイバイ!
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