7か月健診で「もう少し食べさせてね」と言われてから、我が家では離乳食の方針をガラッと変えました。長男のときは手作り・冷凍・裏ごし……と頑張っていたのに、今回は正直「冷凍を解凍するのすら面倒くさい」と思ってしまう日々。
でも、手を抜いてもいいんです。むしろ“楽して続ける離乳食”こそ、共働き家庭にはぴったり。今回は、7か月ママの私が実際にやっている「らくらく離乳食の工夫」をご紹介します。
最近の離乳食メニュー
主食:5倍粥が主流
主食は5倍粥。最近では10倍粥や7倍粥を飛ばして、最初から5倍粥でもOKという考え方が一般的になってきています。
ただ、粘りが強くて飲み込みにくいのが難点。うちの次男も時々「おえっ」となります。1口ごとに少し水を飲ませて調整していますが、「これ7倍粥相当では?」と思いつつ、なんとか継続中です。
お粥はブレンダーで一気にまとめて潰す派。昔の人はすり鉢で頑張っていたと思うと、本当に尊敬します。ブレンダー最高。
そして今の我が家のヒット食材が「釜揚げしらす」。お粥に混ぜるだけで塩味がついて食べやすく、カルシウム補給にもぴったりです。

おかず:作らない勇気
おかずは野菜以外すべて市販。長男のときは「手作り=愛情・節約・栄養満点」と信じていたけれど、今は考え方が180度変わりました。
市販で十分。日本の食品メーカーさん、本当にありがとう。味も栄養バランスもばっちり、しかも手間ゼロ。
特にヘビロテしているのは「日本ハム テリヤキミートボール」。7個×3袋で198円(税抜)というコスパ最強商品です。「イシイのミートボール」も味変用に常備しています。

これをすり鉢で軽く潰して、パクッ。あとは茶わん蒸しや卵豆腐もおすすめ。スーパーで買ってきて、そのままあげられます。
一応、ゆで卵だけは自作(笑)。白身をすり潰し、黄身をスプーンでほぐしてあげています。食後にはプレーンヨーグルトをひとさじ。鉄分・たんぱく質・乳酸菌の三拍子そろっていて完璧です。
ネットの離乳食は“最上クラス”
SNSで流れてくる離乳食写真、あれは“赤ちゃん界のミシュラン”だと思っています。本当に美しい。カラフルで栄養バランス抜群。だけど、あれは一部の上位プレイヤー。
私も長男のときは頑張って作っていましたが、凝ったメニューほど食べてもらえず、ストレスが増えるだけでした。
だからこそ今はこう言いたい。「楽が一番」!
頑張る=正義、手抜き=悪、みたいな風潮にモヤモヤします。手を抜くことは“悪”ではありません。心に余裕ができることの方が、子どもにとってずっとプラスです。
添加物がどうとか、有機栽培がどうとか、人それぞれ。オーガニック派の人も、市販派の人も、自分の信条を人に押し付けなければそれでいい。私は「添加物さまさま派」。おかげで毎日買い物に行かずに済んでいます。

おかずすら作れない日には「介護食」
どうしても疲れた日、家に離乳食のストックがない日、そんなときは介護食を使っています。
最初は抵抗がありましたが、原材料を確認すれば意外とシンプルなものも多いです。もちろん「乳幼児向けではありません」と書かれていますが、味が濃いときは5倍粥を混ぜて調整。

アレルギー成分の確認をして、自己責任で使っていますが、離乳食よりも種類が多く、量もたっぷりなので助かります。少子高齢化の影響か、近所のスーパーでは離乳食より介護食コーナーの方が充実してるくらい。

離乳食を“楽”にするコツ
- ブレンダーや冷凍保存を活用して手間を減らす
- 市販品は「原材料・塩分量・月齢目安」をチェック
- 食べない日があっても気にしない
- 家族のご飯から取り分けてもOK
- 「完璧」を目指さない
この5つを意識するだけで、驚くほど気持ちが軽くなります。

まとめ:楽して、笑って、続けよう
離乳食で大事なのは栄養バランスと安全性。それがクリアできていれば、手作りでも市販でも介護食でもOKです。
1人目のときは「ちゃんとしなきゃ」と頑張りすぎて、疲れて、イライラしていました。でも2人目では“ほどほど主義”にシフトしてから、笑顔が増えました。
毎日頑張っているママ・パパへ。どうか無理しないで。楽しても、愛情はちゃんと伝わります。
決して「楽をすること」は悪ではありません。子どもと笑顔で過ごせる時間こそ、最高の栄養です。
シーユーバイバイ!



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