こんにちは、かんぴんたんです。先日の実家帰省で体調を崩してしまい、あらためて「育児は体力が命」だと痛感しました。この記事では、私の体験をベースに、帰省時に体調を崩さないための具体的な工夫を整理します。
「3人目を考えているけれど体力が不安」という共働き家庭の母親にも役立つように、再現性のあるヒントをまとめました。
※本記事は筆者の体験に基づく生活上の工夫を共有するもので、医療・栄養の専門的な助言ではありません。体調や持病に不安がある場合は医療機関などにご相談ください。
なぜ帰省で体調を崩しやすい?よくある4つの要因
- 長距離移動(運転)による疲労:到着後すぐに子ども対応が始まり、休む隙がない。
 - 睡眠不足:環境が変わると子どもが興奮・夜泣きしやすく、母親の睡眠が削られる。
 - 冷え:入浴や脱衣所で身体を冷やしがち。段取りの工夫が必要。
 - 栄養の偏り:食事が不規則になり、結果として免疫を落としがち。
 

帰省前の「体力温存」3ポイント
1)スケジュールを詰めすぎない
「せっかくの帰省だから」と予定を重ねるほど体力を消耗します。
到着日は休息日にして、親戚行事や遠出は翌日以降に1日1イベントが目安。余白を先に確保すると、突発対応(発熱・ぐずり・渋滞)にも強くなります。
2)移動前日の「睡眠>荷造り」優先
移動日は体力勝負。荷造りは2日前から分散し、前夜は6時間以上の睡眠を死守。朝食は買って済ませる選択も十分アリです(体力温存が最優先)。

3)到着直後は“タスクを増やさない”
到着→即買い出し・外食・来客…は体力を消耗します。
可能なら到着後は休憩→軽食→最低限の用事の順に。子どもの機嫌と睡眠に合わせて動線を短くするのがコツです。
実家でのワンオペを軽くする段取り
1)家事は任せて、育児に専念
料理・片付け・掃除は実家の家族に甘えてOK。
母親は子どもの安全・食事・睡眠に集中すると、思考も段取りもシンプルになります。事前に「役割分担」を共有しておくと衝突も減ります。
2)お風呂は「冷え」を起こさない導線設計
脱衣所の暖房・バスマット・バスタオルを手の届く位置に準備。
下の子の着替えは風の当たらない場所+一発で着せられる服に。自分が濡れたまま脱衣所に長く立たない導線にすると、翌朝の喉痛をかなり防げます。
3)寝かしつけの順番:一般論と「わが家の実例」
一般的には「下の子(乳幼児)→上の子」の順が基本とされています。下の子は眠気や夜泣きが強く、先に落ち着かせた方が全体が静かに進みやすいからです。
一方で、わが家の実例では「上の子→下の子」でうまくいったこともあります。上の子を先に寝かせると部屋が静かになり、下の子が刺激を受けにくかったためです。
結論:家庭や子どもの気質によって合う順番は異なります。「下の子→上の子」を基本にしつつ、当日の様子で柔軟に切り替えるのがおすすめです。

帰省中でもできる「栄養と休息」のミニ習慣
1)“手軽に食べられる”ビタミン源を常備
理想は食事からの栄養ですが、育児と移動が重なる日は難しいもの。
コンビニサラダ、冷凍ブロッコリー・枝豆、果物(みかん・キウイ・りんご)など、調理ほぼゼロで摂れるものを1日1回でも入れると体調が安定しやすいです。
2)サプリは“無理せず続ける”ための選択肢
忙しい日はマルチビタミン等のサプリで補うこともあります。これは医療的な推奨ではなく、私の生活上の工夫です。基本は食事から、ただし「続けられる範囲で取り入れる」ことを大切にしています。アレルギーや服用中の薬がある場合などは、必要に応じて専門家にご相談ください。

3)“15分横になる”を正当化する
完全に眠れなくても、目を閉じて横になるだけで回復します。子どもが機嫌の良い隙や移動後のタイミングで、15分の仮眠をルール化。母親の体力は家庭の基礎資産、堂々と休みましょう。
「3人目の壁」と体力の話
風邪をひいているときの育児は本当にしんどい。寝不足・ワンオペ・予定過多が重なると、「もう1人は無理かも」と感じるのは自然です。だからこそ、日常から体力を貯金する習慣が大切。
栄養・睡眠・スケジュールの余白——この3点を整えると、「3人目もいけるかもしれない」という気持ちが現実味を帯びてきます。

まとめ|体調管理も育児のうち
- 到着日は休息日。イベントは1日1つに。
 - 睡眠は荷造りより優先。前夜6時間以上を死守。
 - 脱衣所で冷えない導線を準備。濡れたまま長居しない。
 - 寝かしつけは基本「下の子→上の子」、ただし家庭に合う順を柔軟運用。
 - 食事が難しい日は、手軽な野菜・果物+必要に応じてサプリで無理なく補う。
 - 15分の仮眠を正当化。母親の体力は家庭の基礎資産。
 
次回の帰省は、今日のチェックリストで“体力の漏れ”をふさぎます。
同じ悩みを持つ方のヒントになればうれしいです。それでは、今日は早めに休みます。

  
  
  
  



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